こんにちは、ドイツでぬくぬくデータサイエンティストを目指すデラログです。
昇格試験に落ち、現在勤めている会社で昇進することが出来ませんでした。
この昇格試験に落ちている人は、ほかに私は知りません。ほとんどの人がパスする試験という認識でした。
昇格試験では、論文とパワーポイント(説明時間5分)の提出と筆記試験、面接を全てパスしなければいけません。
私は面接試験で落ちました。
私が考える不合格の理由は、主に以下の二つです。
①ハードスキル(エンジニアスキル)が全く評価されなかった
この昇格試験では、ハードスキルが全く評価されません。例え日本トップクラスのAIスキルを持っていても、この試験においては無価値です。
ハードスキルを評価する仕組みがなかったのです。これは突出したスキルを持ったエンジニアにとって不利な環境かもしれません。
②型どおりのパワーポイントでないと全く評価されなかった
説明用のパワーポイントでは型どおりに作成しなければなりません。
よくある問題解決手法のパターンに当てはめなければいけませんと評価されないと言われました。
しかし私の今回の業務成果報告内容は、会社初のデータサイエンスに関わる取り組みでテンプレートの問題解決手法を使用しておらず、
試験のために使っていない手法に無理やり当てはめなければなりませんでした。
結果自分でも納得できない形でスライドを仕上げることとなり、結果不合格となりました。
例え仕事で成果を残しても、型にはまらないスライドは全く評価されないとのことです。
業務成果を柔軟に評価する仕組みがなかったのです。
結局自分が言いたいこと
人には向き不向きがあります。
環境によって活躍できる人、出来ない人がいます。
私の場合、この環境では評価されることはありませんでした。
それならば、自分が活躍でき、評価される環境を自らの手で選択し、掴み取るしかありません。
みなさんは、自分が不得意なフィールドで勝負させられていませんでしょうか?
あなたの能力が過小評価されていませんでしょうか?
自分の不得意なことで頑張ることほど、不毛で生産性の低いことはありません。
自分の得意なフィールドを選び、努力してその環境を掴み取ることも大事なキャリア戦略だと思います。
今後のキャリアの考え方については、下記2冊が非常に参考になりました。
終身雇用がキャリア選択の最適解になる時代は変わってきています。
私も理想の働き方を目指してこれからもがいていきます!
引き続きお付き合いよろしくお願いします!
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