運命の引き継ぎ業務

ある日のこと。

パソコンで作業中に、役員のトーマスから

「ちょっと会議室来て」

と呼ばれたので、悪いニュースじゃないよなぁ（まさかクビ！？）と考えながらドキドキしながら会議室に行きました。

すると、トーマスから

「イスラエルのメンバーが急に会社を離れることになり、今急ぎで引き継ぎ作業の分担をしている。」

「ここの業務は、チームリーダーのマーティンに引き継いでもらうことにしたんだが、ここの業務はキミが引き継いでもらえないか？」

よかったー！悪いニュースじゃ無さそうだ！

「他の仕事より優先してもらって構わない、1週間で出来そうかな？」

ん？引き継ぎ業務か、よくわからないけどやるしかないでしょ！

とよくわからないまま答えました。

よくよく業務内容を聞いてみると

・会社のメイン商材のIoTデバイスの使い方、扱い方を前任のシュロミから引き継ぐこと

・引き継ぎリストに載っていることが全て出来るようになること

でした。

前任のシュロミが離れてしまうと詳しい人がいなくなってしまう。

会社のメイン商材のためめっちゃ責任重大じゃん！？

これが出来なかったらめっちゃヤバいやん！

失敗したらがっかりされて、無能扱いされてクビになる‥

それと同時に、これの引き継ぎを完璧に出来たら会社内でめちゃくちゃ信頼されるし、これ出来たらほぼクビにならないやん！

引き継ぎした人をわざわざクビにするような面倒なことはしなきと思う！

ということで、急にピンチとチャンスが同時に来ました。

引き継ぎリストをチラッとみましたが、一つも書いている意味がわからない‥！

ヤバい‥！

いや！やってやる！

クビにされたくなければ、やるしかないんだ！！

リミットは1週間。

自分の全てを賭けて引き継ぎ作業を頑張ります！！