機械学習エンジニアになりたい人のための本について読んでみたので、自分にとって役立ちそうな箇所をまとめてみました。
>>はデラログの感想です!
本書について
機械学習研究会コミュニティであるTeam AIが本書を制作しています。
5000人に及ぶTeam AIのコミュニティメンバーの知見と人材エージェントとしてのノウハウを存分に詰め込んでいます。
>>情報量が多く、かつ読みやすいのでAIエンジニアを目指す方のハンドブックとして活用できそうです。
本書はこんな人におすすめ
①AI・機械学習について勉強を始めたばかりの方。
②実際にAI業界に転職活動を始めてみたいという方。
③アプリケーションエンジニアからAIエンジニアへのキャリアチェンジを考えている方。
④AI業界に憧れている文系の方々、大学生、高校生。
>>まさに自分にとってピッタリの本でした!
AIエンジニアを目指すにあたり、大切なこと
①本書で効率的に情報収集した後は、ひたすらハンズオンで手を動かして学習すること。
⇒習うより慣れよが非常に重要です。
②早めに仲間を見つけること。
⇒未経験者がAIエンジニアとして働けるようになるまでには、平均1~2年の学習期間が必要だと言われています。ですからモチベーション管理が非常に重要です。
>>仲間作りは大切ですね!自分は幸運なことに会社の仲間がいるので本当に助かっています!
AIエンジニアという職種について
●AIエンジニアやデータサイエンティストが比較的新しい職種であり、社会的に認知度が低く、企業における既存の人事制度にまだうまく組み込まれていない。
⇒つまり日本においてAIエンジニアの待遇、給料はアメリカに比べてまだまだ低いとのこと。
●2018年「日経xTEC」の記事によると、日本の90%以上の企業がAI人材が足りていないと回答。
⇒求人に対して供給がまったく追い付いていないため、しばらくは応募者に有利な状況が続くと考えられる。
●AIエンジニアの役割は、裏側のデータのインプット・アウトプットのAIロジックを構築し、それによる「業務改善・効率化・自動化」といったビジネスインパクトを生み出すこと。
●AI領域では、技術革新のスピードが非常に速いので、技術が好き、新しい知識を吸収することが好き、という人にとっては非常に知的好奇心を刺激される良い環境となる。
●AIが導入されていない産業やビジネス分野がほとんどなので、「世界初の取り組み」に立ち会えるのも醍醐味である。
AIエンジニアの仕事
AIエンジニアは、AIを活用して利用するインプットデータからどのようなアウトプットデータを得るのかを理解し、ビジネスゴールに応じた機械学習モデルを実装する。そして、AIを使って予測や分類を行うためのライブラリから適切なものを選択し、AIモデルを構築する。設計図を先に作って、それに沿って着々とシステムを作っていく職人的な仕事よりもアクティブな業務となる。最新の英語論文を読んで生産性を上げるのも重要な仕事です。
AIエンジニアに必要なスキル
●数理モデルをコーディングする
●機械学習や統計ライブラリに精通している
●AIモデルのパラメータをチューニングする
●AI技術の最新情報に追いつく
●データの前処理を行う
●データ分析プロジェクトの実務経験
AI人材になるための具体的行動計画
●勉強仲間を見つけよう
●長期戦を覚悟しよう
●実務経験を積み、自立自走型人材になって、一段上を目指す
●自分の専門分野を確立し、多くの事例を知ろう
●Kaggleを活用しよう
●論文を読んで最新技術を知ろう
●イベントに参加し、目標となる人も見つけよう
●習うより慣れよ、とにかくコーディングしてみよう
参考書籍
「ゼロから作るDeep Learning」は、ディープラーニングの仕組み、何が出来るかを、とても手軽に習得できる入門本としてオススメ。
>>購入したので早速読み込んでみます!
AIエンジニアの将来性
●AIエンジニアの将来性は非常に明るい。まずはIT企業全体にAIが浸透し、その後、非IT企業にもその波が広がっていくと考えられる。AIの技術自体も日進月歩で発展しており、これから2025年くらいまで、業界が急速に成長していくのは間違いない。
AIエンジニアなら海外転職もできる
海外転職もAIだと現実的です。AIの現場では、アプリケーションエンジニアに比べて必然的に英語に触れる機会も多く、英語を学んでおくと有利です。一般にAI職を探すならアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、中国など欧米や先進国がメインになる。
ドイツのAIの事情
ドイツでは、第4次産業革命ともいわれる「インダストリー4.0」を国家戦略として進めていますが、その中でAIを重要な要素技術のひとつとして位置付けています。その中で、シーメンスやダイムラーベンツなどの製造業の企業が工場の効率化などを目的にAIやロボットの活用を始めているそうです。
面白そうなスタートアップ企業やベンチャー企業としてはパーソナライズ医療の「Ada Health GmbH」、マーケティングオートメーションのツールを提供する「 arago GmbH」、個人の支出管理 アプリ「Savedroid」、製造業 AI・IoTに強みを持つ「KONUX」、デジタル保険の「wefox Group」 などが挙げられるそうです。
AI職種に応募するのに適したサイト・エージェントは?(外資系)
●Wantedly
●Indeed
●ロバート・ウォルスターズ
●マイケル・ペイジ
>>転職活動に向けて動き出したときに登録します!
転職面接に向けて押さえておきたいポイント
●応募企業について徹底的に調査して理解する
●想定される質問に対して答えを用意しておく
[想定 質問 の 例( 英語)]
●41Essential Machine Learning Interview Questions(with answers)(欠かせない機械学習面接 問答集 41)
⇒https://www.springboard.com/blog/machine-learning-interview-questions/
●Data Science and Machine Learning Interview Questions (データ サイエンスと機械学習面接 問題)
⇒https://towardsdatascience.com/data-science-and-machine-learning-interview-questions-3f6207cf040b
●12 Important Machine Learning Interview Questions to Study Ahead of Time (12 の 機械 学習 面接 に 向け て 重要 な 質問)
⇒https://www.simplilearn.com/machine-learning-interview-questions-and-answers-article
>>これも転職活動が本格始動したときに要チェック!
以上が、デラログ的メモポイントでした!本書にはより詳しく書いていますので、気になる方は是非お読みください!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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