ドイツに来て初めてストライキの影響を受けました!会社に行けない!?
ある日、いつも通り路面電車に乗って会社に行こうとしたところ路面電車の電光掲示板がいつもと何か違うことに気がつきました。
そして乗り場に人がいません。
よく電光掲示板をみるとドイツ語で今日の日付とストライキの文字が!
どうやら本日はストライキで路面電車が動いていないようでした!
マズい!ストライキで電車に乗れない!?
電光掲示板に記載されていたドイツ交通会社のサイトをみると以下の通りのアナウンスがありました。
2023年03月15日~2023年03月16日 ライン:S2、1、2、3、4、5、8、E、バス カールスルーエ:VBKの労働組合ver.diが終日警告ストを実施 (jpe)労働組合ver.diの警告ストライキに伴い、下記の通り開催されます。 2023年3月15日(水)午前3:00から 2023年3月16日(木)午前3:00まで カールスルーエ市域の公共交通機関が大幅に制限されることになります。 ここでは、その効果についてご紹介します。 この期間中、トラム1~5、8、E線およびライトレールS2線はすべて全面運休となります。 緊急時の対応は、以下のバス路線で行います。 30番線。 WaldstadtとDurlacher Tor/KIT-Campus Süd間を、午前5時30分から午後8時までは30分間隔、午後8時から午前1時までは20/40分間隔で運行する。 AVGトラムはDurlacher Tor(U)から徒歩圏内です。 31番線です。 05:30~約20:00の間、30分間隔。 Durlach駅でAVGライトレールへの接続が可能です。 ー省略ー 記載されていないVBKバス路線およびALT路線は、2023年3月15日に運休となります。
ということでいつも使っている路面電車はストライキで使えませんが、他の電車やバスは乗れるとのこと。
Googleマップで調べてなんとか他の電車に乗って会社に到着することができました。
ドイツに来て初めてストライキの影響を受けました。
ユーザーの立場からは電車がいつも通り動いていないから面倒・迷惑!と思うかとしれませんが、
逆に考えればドイツの労働組合の立場が強く、働く側の立場に立てば労働環境がかなり守られると考えました。
これ結構凄いですね!
例えばもし日本のJRがストライキを実施したらどうなるでしょうか?
経営者からすれば、何万人のお客様に影響を与えるのかわかっているのか!ストライキなんて受け入れられない!と考え、
ユーザーからは、苦情が殺到するかもしれません。
ドイツの同僚の反応をみると、
たまにストライキが起きるんだよね、その時は仕方ないから別の交通手段を考えなきゃダメなんだよね。
とストライキに対して理解があり、受け入れているようでした。
ドイツでは労働者の権利は、国民共通理解として受け入れられているのかもしれません。
本日はストライキで電車が乗れなくなったお話とドイツの労働環境についての私の考えを紹介させていただきました!
最初は面倒だなぁ、大変だと思いましたが、労働環境が守られたドイツの素晴らしい文化だとも考えました!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
引き続き発信活動も行なっていきますので、感想や応援コメント頂けたら嬉しいです!
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