こんにちは、ドイツでぬくぬくデータサイエンティストを目指すデラログです。
本日は「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本を読んだので改めて解説しようと思います!
↓解説動画はこちらから!
お酒大好きなデラログ
突然ですがみなさん、お酒好きですか?
ブログを見ながらお酒を楽しんでる方も多いと思います。
そんなみなさんの中で、ホントは健康診断も怖いし、毎日飲みすぎてるからお酒を控えないといけないいけなきんだよな〜と、思いながら、今日もお酒を飲んでしまっている方はいらっしゃいますか?
・・・・私です〜!
何を隠そう、私はお酒が大好きでございます。
特に食事と合わせて飲むお酒が大好きで、お刺身、お寿司なら日本酒!パスタ、ピザ、生ハムならワイン!ラーメン、餃子、麻婆豆腐ならビール!唐揚げだったらハイボール、レモンサワー!もう考えてるだけでお酒が飲みくなってる私でございますが、今回禁酒をテーマに勉強会をさせていただこうと思います!
何故本書を読んだか
最近お酒を飲む頻度が増えてきて、体重が増えたり、肌が荒れ気味になったり、夜眠れなくなったり少し体調が悪いんですよね。そしてついに健康診断でも肝臓の値が軽度異常になってしまいました・・・!
お前は酒を飲み過ぎだ!データで示されてしまいといよいよまずいと思いまして、何かお酒をやめる方法はないかな~と探し、読んだのがこの本!
『「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本』です。
私のことかな?私にぴったりの本がありました。
本書について
本書は、東京アルコール医療総合センター、センター長でアルコール依存症の専門医として活動されている著者が書いております。
お酒の飲み方を一から見直して、より健康で充実した人生を始めようとしている、あなたをお手伝いするために書かれた本です。
今回は、本書の力を借りて、お酒大好きな私と一緒にお酒との付き合い方を勉強する会となっております!
前半は、お酒にまつわる知識を共有し、後半は、禁酒する具体的な方法をお伝えしていこうと思いますす!
アルコール依存度のチェック
まず最初にアルコール依存度のチェックをやってみましょう!簡単です。
みなさんがお酒をやめた自分を想像してみてください。どう感じますか?
「大事な何かを失った気がする」
「晩酌しないと、一日が終わった気がしないんだよなあ」
「人生の楽しみが半減しそうでさみしい、、、やはり禁酒は無理だ」
といったさみしさや喪失感が出ている方は要注意です。
すでにアルコール依存症のグレーゾーンに入っている可能性があります。
飲まないことの喪失感が大きいのは、アルコールへの依存が強くなっている証拠です。
なんだ不安を煽りやがって~!
ご安心ください。
この記事を見終わった後には、お酒がない人生はつまらないという考えから、お酒がなくても人生が楽しいと思えるほどのマインドが変わることが出来ます!
どんなタイプの人がお酒にハマりやすいのか
筆者がアルコール依存症の患者をカウンセリングするなかで、お酒にハマりやすい性格の傾向があると言っています。ズバリ
・頑固で完璧主義なタイプ
・いい子、優等生タイプ
・のめりこみやすいタイプ
さあみなさんは当てはまるタイプがありましたか?
・・・全部私です!俺の事言われてると思ったよー。。。
これは真面目でストレスを自分で抱え込みやすい性格なんですね。
こういうタイプの人は、自覚をもってお酒に向き合う必要があるといえます!
アルコールの正体
自分でも気づかないうちにアルコールに依存していく背景には、飲酒のデメリットに対する認識の甘さや誤解があるといいます。
簡単な質問をします。
アルコールとはいったいなんでしょう?
1嗜好品 2食品 3薬物
正解は3の薬物です。
アルコールは飲んでも飲まなくてもよいから嗜好品と理解されることが多いですが、脳と体への影響を考えるとれっきとした薬物だそうです。
薬物という認識がないまま飲酒していると依存症になりやすいと筆者はいっているわけです。
アルコールの依存性の高さ
アルコール依存の危険性を裏付ける実験があります。
その実験は、ある実験動物に対してレバーを押すと、自分に薬物が投与される仕組みになっていて、動物は依存した薬物が欲しいあまりに何度もレバーを押すんですね。
実験では、レバーを何回押しても薬物が出ずに、ある回数まで押すと薬物が出る仕組みになっています。
この回数をだんだん上げていって、動物があきらめる回数を色んな種類の薬物ごとに記録したというものです。この回数が多いほど依存性が高いと言えます。
タバコの成分であるニコチンが1600回、違法薬物である覚せい剤が4500回、さてアルコールは何回になったと思いますか?
答えは6400回です!
つまり、薬物の依存性に関しては、合法のクスリが違法のクスリよりも依存性が弱いというわけではないってことです。私はこれ読んでぞっとしましたたね。アルコールをのみたいなあという気持ちが強いな~とは思ってたんですけど、こんなに依存性が強いものだとは思いませんでした。
何故アルコールはやめられないのか
次に何故アルコールに依存してしまうのか。医学的な観点で説明します。
それはドーパミンが原因です。
ドーパミンはやる気、元気、ハッピーな気分の元となる脳内に出る快楽物質です。このドーパミンは「成功体験」を得たときに分泌されます。
例えば、頑張ってテストで満点を取ったとか、サッカーでゴールを決めたときに脳内にドーパミンがどばーと溢れています。
アルコールは少量でもドーパミンが得られます。いつもなら頑張って努力しないと得られない成功体験をコンビニで買える150円の缶チューハイで賄えてしまうんです。
投資に対して得られる報酬が大きいということこと、アルコールの魅力であり魔力であるといえます。
お酒のデメリット
次は何故アルコールが身体に悪いのかという話をしていきます!
一番の原因はアルコールの代謝産物であるアセトアルデヒドが原因です。
この物質は臓器毒性が強く、肝臓がアセトアルデヒドを分解しています。大量に飲酒した後は、アセトアルデヒドが体内を炎症させます。つまり身体に火事が起こっている状態ですから、身体が総動員でアセトアルデヒドの火消しに向かいます。この間、他の老廃物を処理や本来できていたであろう体のメンテナンス作業ができないために、朝起きてもが疲労も取れていないし、老廃物は溜まっているしで身体が回復しません。
またアルコールの利尿作用があります。アルコールは利尿採用が強いため、脱水症状になりやすく血液循環が悪くなります。すると体中に栄養が行き届かないで疲労がたまります。
さらに肝硬変のリスクもあります。飲酒を毎日続けていると、肝臓が休む暇なく、疲れも慢性化していき、気づいたときには肝硬変のリスクがかなり高い状態になります。
お酒は万病のもとです。私も非常に恐ろしいと思いました。
禁酒のメリット
私がこの本を読んでから先に2週間禁酒を実践してみました!本書にも書かれており、私も身をもって体感したメリットを抜粋して3つ紹介させてきただきます!
①睡眠の質向上
アルコールは入眠作用があって寝やすいのですが、アセトアルデヒドによって脳が興奮してしまうため、睡眠の質は悪化します。利尿採用によって夜中に起きてトイレに行く回数が多くなることが睡眠の質低下につながります。お酒を辞めるとどうなったか。毎日泥のように眠ることが出来ています!翌日の仕事も目バキバキで全集中することができ生産性が大幅に上がりました!
②体重が減る
そもそもアルコールはカロリーが高いのですが、加えてアルコールが入ると味覚が鈍くなるので味が濃い刺激的なもの、高カロリーなものが欲しくなります。どうりでしめにラーメンが食べたくなるわけですね。アルコールを飲まない生活になると自然と高カロリーなものを食べなくなったので体重が3キロほど落ちました!
③肌の調子が良くなる
お酒をやめることが劇的にアンチエイジングにつながります。
アセトアルデヒドが体内で炎症を起こすことによって、臓器や皮膚にダメージが蓄積し老化を早めます。お酒飲まなくなってから私は皮膚のできものが少なくなって、ぼろぼろだった肌が少しずつ改善していきました!みなさんの身の回りに、肌つやつやの先輩いません!?もしかしたら、お酒を飲む回数が少ない方なのかもしれません!
睡眠の質向上、体重減少、肌質改善もうこれだけでお酒をやめてみようと思いませんか!?次でいよいよお酒をやめる具体的な方法をお伝えしていきます!
禁酒の方法
本書で紹介されていた中で、私も実践してみてこれいいな!と思うものを抜粋し6つ紹介します。
①記録をつける
禁酒アプリがオススメなんですけど、毎日お酒を飲んだか、とそのときの体調を記録していきます。すると確実にお酒を飲んでない翌日が体調がいいことに気が付きます。記録をつけることで、禁酒のメリットが可視化されるので、実感がより感じることが出来ます
②飲む分だけお酒を買う
私も毎月Amazonの定期便で缶ビールを箱買いしていたんですけど、それをやめてどうしても飲みたいときにその都度買いに行くという仕組みにしました。買いに行く手間を作ることによってお酒との距離を作ることが出来ました。
③ノンアルコール飲料をうまく使う
私もノンアルコールビールを買って、それを飲むことで気分を紛らわせることが出来ました!最近私が飲んだ中で飲みやすかったオススメノンアルコールビールを貼っておくので、気になる方はチェックしてみてください!
④お酒を飲めない予定を作る
私も早く仕事が終わって家でいるときに、今まではすぐにお酒をあけてしまいまっていたのですが、この後に車を運転する予定だったり、運動する予定、サウナに行く予定をつくることによってお酒を飲む機会を遠ざけることが出来ました。
⑤仲間を作り、宣言する
本書にも書かれていましたが、ひとり禁酒は絶対に失敗します。
お酒をやめることを禁酒仲間に宣言しましょう!私はこの記事をつかって宣言させていただきます。私は毎日の飲酒を辞め、禁酒いたします!
この動画を観ている皆さんの中で、禁酒をしたい!けど宣言する仲間がいないという方!
デラログは禁酒を頑張るみなさまを応援します!是非コメント欄に禁酒宣言してみてください!必ずみんなが応援します!私がいいねつけに行きます!
⑥2週間我慢する
離脱症状が強くでる2週間が一番つらいです。逆に2週間我慢すれば、体調が良くなって気づいたらお酒を飲まなくても全然平気な体になっているはずです!
以上禁酒をする6つの方法でした!
まとめ
今回は『「そろそろ、お酒やめようかな」と思ったときに読む本』をもとに禁酒の勉強会をさせていただきました!
アルコールの依存度チェックから始まり、お酒にハマりやすい人の特徴、アルコールの依存性の怖さ、やめられない理由、お酒の悪影響、禁酒するメリット、禁酒する方法を解説させていただきました!
私も今回勉強してみて、実践することでより、学びにつながったと思います!
みなさん、お酒に対する正しい知識をこの記事で勉強して、お酒と上手く付き合い
健康で充実した人生を送っていきましょう!
デラログは禁酒を頑張る人を応援しています。
ではまた!!
おまけトーク
この本を読んで禁酒を決めたときに、ふと気が付いたんですけど
家にめっちゃお酒のストックがあったんですよね。缶ビールと缶チューハイが1箱ずつ、ウイスキー、ワイン、全然飲んでない南アフリカのお酒とかめっちゃあってこれが家にあったら絶対禁酒できないなあと思って、全て会社の人にお酒を配りました。
みんなは楽しんで飲んでくれたかな?
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