【完全保存版】ドイツ転職方法まとめ

転職活動

どうもドイツでぬくぬくデータサイエンティストを目指すデラログです。

今回は私への、質問、リクエストが特に多かったドイツへの転職方法についてお伝えしようと思います!

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海外転職方法を教えます

私はドイツ転職するにあたり色々な人の意見を聞いたり、調べたり情報収集をしました。

転職エージェント、ドイツ転職斡旋企業、ドイツ語の先生、ドイツ在住の日本人エンジニア、東南アジア海外転職者、海外転職YouTuber、ブロガー

色々な人の話を聞いた上で、今の自分の状況からドイツ転職できるあらゆる方法を検討しました。

前提として、私の状況としては、

・留学経緯なし

・ドイツへコネクションなし

・ドイツの知人、友人なし

・ドイツへは旅行で3日滞在しただけ

・英語はビジネスレベルではない

・ドイツ語は話せない

・2年間のデータサイエンティストとしての職務経験がある

このようなお世辞でも海外転職出来るとは思えない状況下で、30歳独身サラリーマンの私がドイツ転職できるあらゆる方法を検討しました。

今回は代表的な海外転職方法を5つ紹介し、最後に私が選択した方法について紹介させていただきます。

それではいきましょう!

ドイツの就活事情

ドイツ転職方法の前に、日本とは異なるドイツ就職活動の特徴を3つ説明させてください。

特徴1 新卒一括採用がなく、常に即戦力が求められる

ドイツには日本のような、新卒一括採用という文化はありません。そのかわり会社のポジションに空きがあったらその都度、企業が人材を募集しています。

そのため、新卒を採用して一から育てるという文化より、ポジションに合った即戦力を採用することが一般的です。

私も転職活動をしたときに、募集要項をチェックしていたのですが、その欄には、データサイエンティストとしての実務経験が3年以上のような、実務経験が必要と必ず記載されていました。

それでは、実務経験のない、ドイツの大学生はどうやって就職活動をするのでしょうか?

ドイツの大学生は在学中に企業インターンシップに参加し、実務経験を経てから就職活動をするそうです。

ドイツの就職活動は即戦力であることをアピールすることが求められます。

特徴2 コネクションがめちゃくちゃ重要

ドイツ転職はコネクションがめちゃくちゃ重要です。

先ほどの話と繋がるのですが、ドイツはポジションに空きがあったら、一般的な転職サイトに募集をかけるのですが、

転職サイトからの応募より、その企業にいる人からのコネクション、つまりツテを優先して採用する傾向があります。

今いる人とのつながりがあった方が、よその人を採用するより、安心感があるのかもしれません。

ドイツの就職活動は、コネクションがめちゃくちゃ大事です。

後述するのですが、これが日本からのドイツ転職を難しくさせている要因の一つだと考えられます。

特徴3 求められる語学レベルが高い

ドイツは、日本人が転職先として選択肢に上がる東南アジア、タイ、ベトナム、マレーシア、シンガポールと比べて、求められる語学レベルが高い傾向にあります。

わかりやすくTOEICのレベルで比較しますが、

インドネシア、ベトナムだとTOEIC 550点

タイ TOEIC 600点

シンガポール、マレーシア TOEIC 700点

ドイツ、欧州 TOEIC 800点

ドイツは求められる語学レベルが高いです。

以上のような日本にはないドイツ就活事情を踏まえて、代表的な転職方法を5つご紹介します。

ドイツ転職方法

方法1 ワーキングホリデービザを使って現地で仕事を探す

ワーキングホリデービザは、簡単に言うと、30歳までの歳になる人が、1年間限定で現地で仕事を働ける制度です。

私は30歳でしたので、ギリギリ使おうと思えば使えたのですが、これを使うためには、まず日本企業を退職して、ドイツに渡って、そして現地で仕事を探さなければいけません。

海外生活を楽しみながから、アルバイトをするくらいだったらそれで構わないのですが、正社員として確実にドイツに渡りたかったので、ワーキングホリデービザを使うという選択肢は自分の中ではありませんでした。

方法2 日本の海外転職エージェントを活用

やはり転職活動といえば、まず最初に転職エージェントの活用を思いつくのではないでしょうか。

結論から先にいうと、私の場合、海外転職エージェントは活用出来ませんでした。

理由は単純で、海外転職エージェントがドイツでのデータサイエンティスト職を取り扱っていなかったからです。

ドイツである案件としては、日本企業と関連のある営業職や、客先で商品の修理するカスタマーエンジニアなどの職しかありませんでした。

ドイツでデータサイエンティスト職がない理由は、シンプルで、ドイツ転職市場における需要と供給がなかったからです。

日本の海外転職エージェントは、海外に転職したい日本人を集めて、日本人として、海外企業に人材を売り込むわけですから、日本人としてのメリットがないと、海外企業が日本人採用してくれないんですよね。

そのため、日本とのやり取りにメリットがある企業の職種しか案件がありませんでした。

転職エージェントの方からよく、

「海外企業があなたを日本人として採用するメリットはなんですか?何故日本人を取る必要がありますか?」という質問があったのですが、

私の場合、別に日本人としてのメリットを使う予定はなく、外国人としてドイツでデータサイエンティストになりたかったので、ちょっと違うんだよなぁと思って、転職エージェントは活用しませんでした。

方法3 ドイツにある日系企業に転職する

ドイツにある日系企業に、現地採用として転職するパターンです。

結論、この方法も使えませんでした。

理由は、ドイツにある日系企業にデータサイエンティスト職が無かったからです。

日系企業だと、データサイエンティスト職務内容は、ほとんど日本で行えてしまうので、ドイツにある日系企業はの職は、探してもほとんどありませんでした。

方法4 日本にある外資系企業に転職してコネクションを作る、ドイツの大学に進学してコネクションを作る

これは先ほどの、ドイツの就職活動では、コネクションがめちゃくちゃ重要という話に繋がります。

日本にあるドイツの外資系企業で数年働いて、日本にいながらドイツ現地でのコネクションを増やしていき、そのコネクションを使ってタイミングよくドイツへ渡るパターンがあります。

私が参考にさせていただいた、海外転職YouTuberの方がこの方法を使われていました。

また、ドイツの大学、大学院に通い、その中でコネクションを作って、就職活動、インターンシップに参加するという方法もあります。

これらの方法は、確実性という意味ではかなり有効な方法だとは思います。

しかしデメリットとして転職までの期間が短くても2、3年かかる。

大学だと貯金を切り崩して生活する必要がある

外資系企業転職、大学進学の別の難しさがある

時間、お金、労力のバランスを考えて私はこの方法を取りませんでした。

私の場合は、5つ目に紹介する方法を選択したのですが、その方法がダメでどうしようもなかったら、日本にあるドイツ外資系企業に転職する方法をとっていたのかもしれません。

方法5ドイツの転職サイトから応募する

ドイツ転職にむけてあらゆる手段を考えた上で私が最終的にとった方法は、ドイツの転職サイトに、応募しまくることです。

これは、ドイツ版のindeedという転職サイトがあるのですが、そこにドイツ人が職業を探すのと同じ方法で、就職活動をしました。

概要欄に転職サイトのリンクを貼っておきます。

検索欄から、データサイエンティスト、データアナリストと検索し、ヒットした企業の募集要項を確認し、片っ端から応募しました。

実はこれ、めちゃくちゃ苦戦しました。

私の転職活動、どれくらい応募したと思いますか?

20社?違います。

50社?まだまだです。

まさか100社? いいえ、それ以上です

200社?300社? 

私が応募した企業は、518社

内定を得られるまで518社私は応募し続けました。

あなたは500社から不採用通知もらった経験ありますか?

また、あなたが海外転職に興味あるならば、何社まで応募し続けられますか?

私はドイツの転職サイトから応募する方法を選択し、めちゃくちゃ苦労した結果、518社目にドイツ企業内定を得ることができました。

結果論ですが、私には、この方法時間、労力、お金のバランスを考えて、ベストだったと考えています。

おわりに

はい、今回は私が経験したドイツ転職活動について紹介させていただきました。

今回の記事がためになった、面白かったよという方は、ぜひこの記事にコメント、シェアしてくださいね!

今後もドイツの転職・仕事・生活に関する記事を発信していきますので、よかったらチェックしてみてくださいね!

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