GDPで日本抜いた…ドイツの働き方について実体験をもとにお話しします!
最近日本のGDPが4位に転落し、人口の少ないドイツが3位になったというニュースに関連して、ドイツの生産性の高い働き方が注目されているというニュースを観ました。
今回は私がドイツで1年間働いてみて実際に感じたドイツの働き方についてお伝えします。
今回の記事を一言で言うと『正直ドイツの働き方が凄すぎて日本に帰れない』です。
まず今回初めてデラログを観た人に向けて簡単な自己紹介をすると
私は日本で5年間働いた後にドイツのIT企業に転職して現在正社員として1年間仕事をしてきました。
勤めている会社はドイツにある日系企業ではなく、ドイツの企業です。
会社内で日本人は私1人で通訳もいない状態でドイツ人と一緒に働いています。
それではドイツの働き方について大きな特徴3つ紹介します。
残業なし
私は契約した時に1週間に40時間働いてくださいと言う契約書にサインして正社員になりました。
そして残業した分は残業代として給料が増えるわけではなく、他の日で残業した時間分早く帰ってください、と言うことになります。
例えば今日1時間残業したら、別の日で1時間早退すると言った感じです。
実際にチームリーダーのマーティンは月曜日から木曜日まで毎日1時間残業して、金曜日は午前だけ仕事して午後には帰宅して家族との時間を過ごしています。
昔日本で流行らそうとしていたプレミアムフライデーを個人で自由に実践してますね!
長期休暇取り放題
ドイツ企業は長期休暇取り放題です。
私も日本企業に5年間勤めていたので気持ちがわかるのですが、連続して有給を取るのはとても難しいですよね。
3日間の有給と土日合わせて5連休取ろうもんなら
ほーん、みんな残業して忙しいのに若手社員が5連休とはいい身分ですなぁ〜
あなたが休んでいる時の仕事どうするんすかね〜?
と思われていても仕方ないですよね。
ドイツでは新入社員からチームリーダー、役員まで全員長期休暇を取るので心置きなく休むことができます。
私も去年の年末11日有給を取って、土日合わせて19日連休を取ってイギリス旅行に行ってきました。
ドイツ人の同僚のフロリアンと日本の有給事情について話したときは
3〜4日だけ休んだだけじゃリフレッシュ出来ないだろう!?
2〜3週間しっかりと休んでリフレッシュして、そのあとは仕事も頑張る!これが効率的だし当たり前だよ!
と言っていました。私もそう思います。
働き方が自由
働き方がめちゃくちゃ自由です。
リモートワークは当たり前で、いつも家で働いていて会社のパーティーにしか顔を出さないドイツ人もいるのですが、
私の同僚でベトナム人のヴィーは、旧正月をベトナムの家族、友人と過ごしたいからと言う理由で
ベトナムに帰国後、2週間リモートワークをしてから3週間の有給休暇を取ってドイツに戻ってきました。
つまり5週間ドイツの会社に出社せずにベトナムで家族と過ごしていることになります。
いや日本の企業でこれ出来るとこありますかね?
しかもこれ会社の資金、人材に余力があるドイツの大企業じゃなくて、社員30人ほどのベンチャー企業ですからね?
ドイツの企業ではかなりフレキシブルに働くことが出来ると思います!
日本企業に言いたいこと
最後に日本企業に言いたいことは
よく日本企業で福利厚生を売りしている会社があると思います。
自社製品買う時は10%割引します!
会社のレクリエーション費・社員食堂を2000円まで補助します!
とかそんなものいらないんで
残業無し
長期休暇取り放題
この2点だけやってくれればいいです。
社員の生産性向上、満足度が上がって離職率もかなり減ると思います。
日本がこの現状のままだったら私は日本に戻りたくないですし、日本の優秀な人材も働きやすい海外企業に移っていくのではないかと思います。
それと同時に助っ人外国人のような海外の優秀なエンジニア、技術者を雇いたい!と言うときでも、海外の人からしたら日本は働きにくいと思います。
ドイツの企業は、社員が働きやすい環境を作るのは当たり前という強い意識が日本企業とは違うなと感じました。
はい、いかがでしたでしょうか!
今回はドイツの働き方について、ドイツ企業で1年間働いた実体験を元にお伝えしました。
ドイツの働き方面白い、日本企業もっと頑張ろうぜ!と思った方は是非高評価、コメントで教えてください!
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