【ドイツ転職記】技術者2人とのガチ面接──無職の僕が挑んだ最後のチャンス

ドイツ無職生活

やっと掴んだチャンス。ここで決める!!

ドイツ在住、無職YouTuberブロガーのデラログです。
約3年勤めた会社をクビになり、無職になってからというもの、
夢も希望もお金も全部いっぺんに消えました。

それでも、生きている限り挑戦はできる。
そう信じて、今日も履歴書を送り続けています。

応募200社以上。
書類が通ったのは、たった4社。
その4社も、1次面接で不採用。

もう後がない。
そう思っていた矢先――1通のメールが届きました。


「あなたにお会いしたい」──メールが届いた瞬間、手が震えた

Dear デラログ,
In the meantime we have reviewed your application documents and are interested to get to know you better. Therefore we’d like to invite you to a video call (approximately 1 hour)…

デラログ様
ご応募いただいた書類を確認いたしました。より深くお知りになりたいと考えておりますので、ビデオ通話(約1時間)にご招待させていただきます。

 

まさか、通ったのか。

読んだ瞬間、息が止まった。
ドイツの技術企業からのビデオ面接の案内。
担当はデータ部門の責任者とジュニアサイエンティスト。

「ついに来た。これが最後のチャンスだ。」

心の底からそう思った。
もう後がない。
ここで決めるしかない。


面接準備──自分にできることは全部やった

面接まで数日。
想定質問を何十個も書き出し、
会社のWebサイトを隅々まで読み込んだ。

鏡の前で英語の自己紹介を何度も繰り返した。
「Why Germany?」「Why this company?」
夜遅くまで、口の中で呟きながら眠りに落ちた。

まるで学生時代の受験勉強のようだった。
でも、あの頃より切実だった。
今度落ちたら、本当に何も残らない気がした。


本番──技術職2人との“ガチ1次面接”

画面に映ったのは、
データサイエンス部門の2人。
空気がピリッとしていた。

リラックスした人事面接とは違う。
完全に技術勝負の場。

質問はどれも、具体的で容赦なかった。


面接で聞かれた質問一覧

  • 自己紹介をしてください
  • なぜドイツに来たのか?
  • なぜこの会社を志望したのか?
  • 機械学習モデルの構築・運用経験は?
  • データパイプラインに問題が起きたとき、どう対応する?
  • モデルがうまく機能しなかった場合はどう改善する?
  • クラスタリングの経験はあるか?
  • この会社でどんなことを実現したいか?
  • 出社可能か?転勤は問題ないか?

頭が真っ白になった瞬間

質問が進むにつれて、頭が追いつかなくなった。
技術的な質問が次から次へと飛んでくる。

「パイプラインが壊れたらどうする?」
「SparkやDatabricksは?」

正直、経験が浅い部分だった。
答えに詰まりながらも、なんとか言葉を繋いだ。

「この分野はまだ学習中ですが、前職では
モデリングと可視化を担当していたので、
チームと協力しながら問題を解決してきました。」

完全な回答ではなかった。
でも、逃げなかった。
誤魔化さず、自分の言葉で答えた。


逆質問──最後に賭けた一言

面接の終盤、
「質問はありますか?」と聞かれた。

その瞬間、僕は深呼吸して言った。

「この会社に入ったら、最初の課題は何ですか?」
「どんなデータを扱うのですか?」

そして最後に、少し笑いを交えてこう言った。

「ところで、このオフィスの近くに
おすすめのビールレストランはありますか?」

相手の表情が少し和らいだ。
僕は続けた。

「いい仕事をしたあと、チームの皆さんと
ドイツの美味しいビールを飲むのが夢なんです!」

オンライン越しでも、空気が少しだけ温かくなった。
一緒に笑ってくれた。
その瞬間だけは、確かに“つながった”気がした。


面接を終えて──全力で燃え尽きた

面接が終わったあと、
椅子の背にもたれたまま、しばらく動けなかった。
英語で頭をフル回転させ、
自分の全てをぶつけた。

正直、うまく答えられなかったところもある。
でも、もう後悔はない。
自分の力を全部出し切った。


「もう疲れた」──それでも、心のどこかで

無職生活が続いて、
焦りも不安も限界まできている。

それでも、どこかで分かっている。
今のこの苦しさが、きっといつか財産になる。

面接が終わった夜、
窓の外を見ながら小さく呟いた。

「頼む、通ってくれ。」

ドイツの空は静かだった。
でも、その静けさの中で、
確かに小さな希望が息をしていた。


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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