無職はもう後がない
ドイツ在住・無職YouTuberブロガーのデラログです。
約3年勤めた会社をクビになり、夢も希望もお金も失ってから、200社以上に応募しました。
不採用メールの山を越え、書類通過はわずか6社。
それでも諦めずに応募を続け、ついに──
ドイツ・ミュンヘンに本社を持つ某テック企業から、「ジュニアAI自動化エンジニア」職の面接招待メールが届いた。
この1通が、僕の人生を変えるかもしれない。
いや、変えたい。
「ついに来た」──メールを開いた瞬間、手が震えた
件名にはこう書かれていた。
“Invitation to Interview – Junior AI Automation Engineer”
夢にまで見た単語だった。
「AI」「Automation」「Engineer」。
この3つの単語の並びを、何度求人サイトで眺めただろう。
僕の手は震えていた。
「ついに来た…!」
「ここで決める。もう後がない。」
200通の不採用通知を乗り越えた先にようやく届いた、たったひとつの希望のメール。
もう迷いはなかった。
面接までの数日間、寝る間も惜しんで想定質問をまとめ、会社の事業内容を徹底的に調べ、AI自動化のトレンドを復習した。
面接前の悲劇──ネットが死んだ
そして迎えた当日。
面接の2時間前に事件が起きた。
ルーターが、死んだ。
完全に。
「ふざけんなよボーダフォン!!!」
「人生かかってんだぞ!!」
絶叫した。
焦りで手が震え、息が荒くなった。
あの瞬間、血の気が引いた。
急遽スマホのデザリングで接続したが、電波が不安定すぎる。
もうどうにでもなれと思いながら、スマホ片手に面接へ突入した。
結果的に、なんとか最後までつながった。
でも、あの30分は人生で一番ヒヤヒヤした。
ルーターが直ったのは3日後。
「ほんとふざけんなボーダフォン……」
面接内容
相手はスペイン人の人事担当者。
ミュンヘン本社所属だが、バルセロナからリモート勤務しているらしい。
英語はクリアでゆっくり。とても聞きやすかった。
まずは自己紹介。
そこから始まった質問はこんな感じだ:
- どうしてこの会社を志望したのか
- 最近、自動化したプロジェクトについて教えてください
- お気に入りのAIツールは?
- 今後数年間、自動化の未来をどう見ているか
- 自動化で感じる最大の課題は何だと思うか
- いつから働けるか、転勤は可能か
答えながら、心の中ではずっとこう叫んでいた。
「頼む…電波、切れるな…!」
面接の雰囲気
人事面接なので、技術的な質問はほとんどなし。
性格・志望動機・価値観を見られていたと思う。
担当者は終始フレンドリーで、僕の英語を真剣に聞いてくれた。
そして何より嬉しかったのが、YouTubeの話に食いついたこと。
「君のチャンネル、興味あるね。リンクを送ってくれない?」
きた。
この瞬間、でらちゃんねるが、ただの趣味から**“武器”に変わった。**
YouTubeで伝えた“もう一つの顔”
面接後、すぐにフォローメールを送った。
以下はその内容の抜粋だ。
Dear Victor,
本日は面接の機会をいただき、ありがとうございました。
約4,000人の登録者を持つ私のYouTubeチャンネルでは、
ChatGPTなどのAIツールを使い、字幕作成や動画生成を自動化しています。この経験を通じて、**「AIで創造性を拡張する力」**を実感しました。
これを貴社の知的自動化にも生かせると信じています。敬具
デラログ
送信ボタンを押した瞬間、胸がドクンと鳴った。
このリンクを彼が開くかどうかで、僕の人生が決まるかもしれない。
面接の感触と次のステップ
正直、手応えは悪くなかった。
人事面接というより、「チームの入り口確認」のような印象。
次のステップは以下の通りだという。
1️⃣ 技術面接(約1時間半〜2時間)
2️⃣ 役員・株主面接(約40分)
ここまで行けたら本当に大きい。
ただ、これで落ちたら相当ショックだ。
「頼む、通ってくれ……もう疲れたんだ……」
今の正直な気持ち
無職生活が長くなりすぎて、心も体もすり減っている。
毎日の応募、無限の不採用通知、そして薄い希望のメール。
面接を終えた今、正直に言う。
「もう、疲れました。」
でも、やり切った。
やることは全部やった。
デザリングで乗り越えたあの30分は、
たぶん僕の人生でいちばん集中した時間だった。
あとは、結果を待つだけ。
頼む、通ってくれ。
もう一度、働かせてくれ。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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